たちすくむ

きみに泣かれて、ごめん、というのがやっとだった。

きらい、といわれて、黙ることしかできなかった。

背中を向けられて、見送ることしかできなかった。


後姿も見えなくなって、走り出すことができた。



もう一度、
この腕に抱きしめることは、

できるだろうか?

自分も泣きながら(2012/6/11 再アップ)

2007/6/6

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